
温野菜サラダは、根菜などの野菜を蒸すだけで手軽に作れる、身体も温まるサラダですね。
最近では蒸し器を使わなくてもシリコン製の便利な蒸し容器が出回っており、とても簡単に作ることが可能になりました。
炒めたり揚げたりしないためヘルシーで身体に優しく、とくに女性には人気のメニューとなっています。
しかし、そんな温野菜サラダも冷えてしまうとただの茹でたような野菜になり、おいしさも半減してしまうものです。
残って冷えてしまった温野菜サラダを見て「何かに活用できないかしら?」と悩んだ経験がある方もおられるのではないでしょうか。
今回は、そんな温野菜サラダをおいしくアレンジするアレンジレシピをご紹介しましょう。
まずは、温野菜サラダを使ったゴロゴロ野菜の時短スープをご紹介します。
ゴロゴロ野菜のスープを1から作ろうとすると、火が通るのに時間がかかってしまい、圧力鍋などでもなければ作るのがタイヘンです。
ですが温野菜があれば、野菜に既に火が通っているので、すぐに野菜たっぷりのおいしいスープを作ることができます。
まず、残った温野菜は鍋に移します。そこに、トマトのカット缶かホール缶とコンソメを加えます。火にかけて温めましょう。
温野菜が温まったら、塩こしょうで味を整えます。あっという間にゴロゴロ温野菜サラダの時短スープの完成です。
お皿に盛っていただきましょう。ほくほくの野菜が身体を温めてくれますよ。
その他、チーズフォンデュの具材にするのもおすすめです。「チーズフォンデュってチーズソースを準備するのが大変なんじゃない?」と心配する方もおられるでしょう。
ですが、チーズフォンデュソースは、カマンベールチーズがあればとても手軽に作ることができますので、ぜひ試してみてください。
まず、温野菜の残りは、冷蔵庫で冷やしている場合は冷蔵庫から出して常温に戻しましょう。
温野菜の残り以外にも、チーズフォンデュにしたいものを用意しましょう。例えば、フランスパンやプチトマト、ちくわに唐揚げなどもおすすめです。
フランスパンは、一口サイズに切り分けて、軽くトーストします。プチトマトは軽く洗って水気を拭き取り、ヘタを外しましょう。
ちくわも一口サイズに切ると食べ易くなります。具材が用意できたら、チーズソースの準備します。チーズソースにはカマンベールチーズを利用します。
カマンベールチーズは、丸ごと1個、ホールで使用します。箱から出したら、上を直径5cmくらいの大きさに丸く切り抜きましょう。
このままチーズソースの器として使うので、底や側面が破れないように気をつけて作業を進めましょう。
上を切り抜いたカマンベールチーズは、耐熱皿に乗せてレンジに入れます。ラップはかけないで、1分くらいレンジにかけましょう。
レンジの熱でチーズがとろければ完成です。お好みで粗挽きコショウなどをふりかけて、温野菜やフランスパンなどを付けながらいただきましょう。
もしも、チーズの粘度が高く野菜などが付けづらい場合は、牛乳を温めたものを用意し、それをスプーンで少しずつ加えながらチーズを伸ばしましょう。
なお、チーズが固まってきたら再びレンジに入れることで、溶かすことができますよ。
温野菜サラダが余っている時は、ぜひ試してみてくださいね。