昨日のカレーも大変身!残り物で簡単リメイクアイデア料理

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ゴーヤと言えば、独特の苦味のせいで、どうしてもお子様からは「苦い、要らないー」と言われがちなメニューですね。

また、苦いのが苦手な方からも、嫌われがちなメニューです。そのために、食卓で出しても、余ってしまうこともありますよね。

しかし、ゴーヤは、熱に強いビタミンCが、レモンの約2倍以上含まれていたり、セロリの約30倍の食物繊維が含まれていたりと、ぜひとも摂取しておきたい栄養が含まれています。

たくさんではなくても、家族には、ちょっとは食べてほしい食材の一つとも言えますね。

今回は、余ったゴーヤチャンプルーのアレンジ料理について、ご紹介しましょう。

まずは、チャーハンに混ぜて作る「ゴーヤチャンプルーチャーハン」にアレンジしてみましょう。

ゴーヤは、大きめに切って作っている場合は、1、2cmくらいの大きさに刻みましょう。

小さめに切っておけば、ご飯と一緒に口に入れた時に、モゴモゴせずにすんなりと食べられます。

ゴーヤを薄く切ってチャンプルーにしている場合は、そのままでも問題ありませんよ。

それでは、フライパンに油を敷いて、余ったゴーヤチャンプルーを入れて軽く炒めます。あらかじめ火が通っているので、軽くで問題ありません。

そこに、ご飯を入れて炒め合わせましょう。ご飯の量は、2人分なら小さめの丼に、2杯分くらいが適当です。お好みで調整してくださいね。

ゴーヤとご飯を混ぜ合わせながら、塩こしょうで味を整えます。仕上げに、しょう油を回しかければ完成です。

チャーハンに混ざったゴーヤは、少し苦味が和らいで食べ易くなりますよ。お子様にもおすすめです。

その他、そうめんと炒めて「そうめんチャンプルー風」にするのもおすすめです。

そうめんにゴーヤが加わることで、栄養もたっぷり加わるのが、このアレンジの嬉しいところですね。

まず、そうめんを茹でましょう。そうめんは、2人分なら2把ほど使うと良いでしょう。たっぷりのお湯を
沸かし、そうめんの袋の表記の時間ほど茹でます。

ザルに上げたら、流水で表面のぬめりを洗い流しましょう。そして、しっかりと水気を切ります。

フライパンを熱して、油を敷きます。そこに、先ほどのそうめんを入れて、炒めましょう。油が散るので火傷に注意します。

フライパンにそうめんが焦げ付かないように炒めながら、余ったゴーヤチャンプルーを用意します。

ゴーヤチャンプルーをフライパンに加えましょう。そこに、オイスターソースを加えて、味を整えます。

具材とそうめんが馴染めば完成です。お皿に盛って、いただきましょう。お好みで、青ネギなどを散らしていただいてもおいしいですよ。

そうめんの他には、パスタの具にするのも良いでしょう。パスタの具にする場合は、茹で上げたパスタの上に、温めたゴーヤチャンプルーをたっぷり乗せます。

その上に、お好みでポン酢などをかけていただきましょう。さっぱりとしたゴーヤパスタになりますよ。

ゴーヤチャンプルーが余った時は、ぜひ試してみてくださいね。

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寒い時季になると、世の中に出回り始めるのが「牡蠣」ですね。独特の風味や、あの食感から、好きな方と苦手な方の分かれる食材でもあります。

生ガキ、焼き牡蠣、牡蠣鍋…と色々な食べ方がある牡蠣ですが、比較的「これなら食べられる」という意見の多いものが「カキフライ」です。

カキフライは、生ガキなどに比べてしっかりと火が通っているので、「生ガキであたってしまったことがある」という方でも、食べ易いことが多いようです。

お弁当屋さんや、スーパーでも人気の高いカキフライですが、自宅で作り過ぎてしまったり、スーパーなどで買い過ぎてしまったりして、余ることもあるのではないでしょうか。

冷めてシナっとしてしまったカキフライは、何だかおいしくないですよね。

今回は、余ってしまったカキフライのおいしいアレンジ料理について、ご紹介しましょう。

まずは、簡単カキフライの卵とじのご紹介です。カツの卵とじのように、カキフライを卵とじにしてみましょう。

材料は、カキフライの他にタマネギか、白ネギを用意します。小鍋にだしの素としょう油を入れて、だしつゆを作りましょう。

だしつゆは、お水300ccくらいに対して、だしの素小さじ1、しょう油は大さじ1くらいで良いでしょう。

甘いだしつゆが好きな方は、ここにお砂糖を加えると良いでしょう。お砂糖は、大さじ1から2くらい加えましょう。

味を見て、甘いのが好きな方は、もう少し加えてみてください。だしつゆの味が決まったら、そこにタマネギか白ネギを加えます。

タマネギは、薄切りにしましょう。白ネギなら、斜めの薄切りにすると良いでしょう。だしつゆの中でしばらく煮ます。

タマネギや白ネギがしんなりして、火が通ってきたら、ここにカキフライを加えます。続いて、溶き卵を用意しましょう。

卵は、2、3個用して、ボウルなどに割り入れてよくかき混ぜ、溶き卵にします。溶き卵ができたら、先ほどの鍋に、具材を覆うように流し入れます。

卵がほぼ固まれば完成です。半熟状のものが好きな方は、早めに火を止めても良いですよ。

お好みで、青ネギや七味唐辛子を散らして、いただきましょう。なお、親子丼のように、ご飯にかけてもおいしいです。

その他、シーフードドリアにするのもおすすめです。シーフードドリアにするには、魚介入りのシチューを作れば手軽に作れます。

魚介は、イカやむきエビ、あさりのむき身などがおすすめです。それぞれイカを捌いたり、あさりを剥いたりして用意しても良いですが…

冷凍のシーフードミックスなどを使えば、たいへん便利ですよ。お鍋を温めて油を敷いて、魚介を炒めます

少し火が通ってきたら、お水を入れます。そこにシチュールウを加えて、シーフードシチューにしましょう。

できたら、それをご飯にかけて、ドリアにしていきます。ドリア用の耐熱皿にバターを塗ってご飯を敷き詰めます。

その上に、先ほどのシーフードシチューをかけます。そこで、余ったカキフライを用意しましょう。

ご飯にかけたシチューの上に、カキフライを乗せます。その上に、溶けるチーズをたっぷり乗せて、トースターやオーブンで焼きましょう。

牡蠣の風味がよく合う、シーフードドリアの完成です。

カキフライが余っている時は、ぜひ試してみてくださいね。

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とくにお酒を飲む方が「好き」というメニューに、「モツ煮」が挙げられるかと思います。

モツ煮は、みりんやお味噌で味付けがされているメニューであり、味噌の風味に、日本酒や焼酎などがよく合いますね。

このモツ煮、もしも余ったら「どうやってアレンジすれば?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

モツは、時間が経つと、においが気になってきてしまう場合もあり、アレンジにちょっと困ってしまいますよね。

今回は、余ったモツ煮のおいしいアレンジ方法について、ご紹介しましょう。

まずは、モツ煮をカレーに入れて、モツ煮カレーにしてみましょう。モツ煮が苦手なお子様でも、カレーにすると食べてくれることも多いですよ。

それでは、普通にカレーを作っていきましょう。具材はお好みのものを用意していただいて問題ありません。

タマネギや、ジャガイモ、ニンジンなどを用意しましょう。肉類にはモツが入るので入れなくても良いですが、あれば挽肉を加えましょう。

タマネギはくし形に切ります。ニンジンやジャガイモは、小さめの乱切りにしましょう。

カレー鍋を熱して油を敷きます。まずは挽肉を入れて炒めましょう。挽肉の色が赤から白っぽく変わり、火が通ってきたら、先ほど切った野菜を加えます。

タマネギの表面や、ジャガイモの表面が透き通ってきたら、ここで余ったモツ煮を用意します。

モツ煮の煮汁ごと、カレー鍋に加えましょう。鍋の中の具材とモツ煮を混ぜ合わせます。

鍋の中の水分が足りないかと思いますので、お水を加えましょう。お水の分量は、具材が浸るくらいで良いでしょう。

カレー鍋を沸騰させましょう。お野菜から灰汁が出るので、丁寧にすくって取りましょう。

灰汁がだいたいおさまったら、カレールウを入れます。お鍋いっぱいのカレーなら、だいたい1箱のルウを使うと良いでしょう。

弱火でしばらく煮込んで、とろみがつけば完成です。モツ煮のお味噌の風味がおいしい、和風なカレーにしあがりますよ。

お酒を飲んだ次の日でも、さっぱりと食べられるので、おすすめです。

その他、モツ煮を使ったドリアもおすすめです。まずは、ホワイトソースかシチューのルウを用意しましょう。

ホワイトソースを鍋に開けるか、お水とシチューのルウでシチューを作ります。そこに、トマトの角切りを加えましょう。

モツのお味噌の味とトマトの酸味は、意外と相性が良いですよ。トマトの角切りは、トマトを湯剥きして2、3cm角に刻んだものを使います。

しかし、湯剥きや角切りにするのが難しい場合は、トマト缶のカットしてあるものを使えば、たいへん便利です。

お鍋の中身を中火で煮詰めたら、そこに、余っているモツ煮を加えます。少しとろみがつくまで、弱火で煮込みましょう。

隠し味に、お味噌を加えたら、ドリアのルウのできあがりです。ドリア用の耐熱皿に、バターを塗りましょう。

そこに、ご飯を敷き詰めます。ご飯の上に、先ほどのルウを流し入れます。その上に、溶けるチーズをたっぷり乗せましょう。

あとは、トースターやオーブンなどで、チーズに焦げ目が付くまでこんがりと焼き上げます。

お味噌の香りも香ばしい、モツ煮ドリアの完成です。または、先ほどご紹介したモツ煮カレーをドリアにしてもおいしいですよ。

モツ煮が余ったら、ぜひ試してみてくださいね。

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